復職に向けて思いださなきゃいけない調剤の基礎知識

薬局の薬剤師が行う内服薬の調剤

錠剤やカプセル剤の調剤はPTP(Press Through Package)と呼ばれる包装のままの状態で必要量を取り揃えます。しかし場合によっては薬をPTPから取り出して1回量ずつ分包したり、半分に割ったり嚥下困難といった上手に飲み込めない人のために錠剤を粉砕するカプセルをはずすという作業が必要なケースもあります。そのような場合、加工をしてもきちんと期待する薬効が得られるかどうか、という判断を薬剤師が行います。

散在はいわゆる「粉の薬」のこと。あらかじめ1回量ずつ小分けされていて包装されている製品とバラ包装といって袋から取り出してピンに詰め替えておき、スパーテルと呼ばれる薬匙を使い、必要量をはかりとって分包する場合もあります。

液剤はシロップ剤がメインで医薬品の入ったガラス製の便からメートルグラスやメスシリンダーで必要量をはかりとり、薬ビンにいれます。そして水や単シロップを加えて1回分ずつ量れるようにしますが、薬ビンに書いてある目盛りで量る、スポイトで量る、添付する杯で量るなどの方法があり患者にとってどれが1番よいかを判断して調剤を行います。

散在、液剤が複数処方された場合には薬剤によって混ぜる事によって変化することがあり、薬が固まって沈殿してしまうようなこともありますので注意が必要です。

外用剤にはシップ、目薬、軟骨、吸入剤、座剤などがあり、製品そのままの包装のもの以外にはかりとったり混ぜたりするものもあります。注射剤としては糖尿病治療薬のインスリンが薬局では1番多いでしょう。最近では注射器を使う事は少なくなり、ペン型のものが主流になっています。

1包化調剤とは

1包化調剤は薬の種類が多い場合などに飲み忘れや飲み間違えを防ぐために錠剤、カプセル剤を包装から取り出して服用する時間ごとに1回量ずつ分包する調剤です。

分包機による調剤は、錠剤やカプセル剤を包装から取り出して1回量ずつ分包機という機械を使って分包します。最初に処方箋、薬剤服用歴により調剤方法を確認、一包化調剤の必要性や包装から取り出した場合の安定性などを検討します。次に錠剤、カプセル剤を処方箋に従い必要な量を用意し、手洗い後速乾性の消毒剤で手指を消毒します。薬剤の種類と数を確認し、ヒートシールから取り出し薬剤に直接手を触れぬよう、ピンセットやスパーテルなどを用いて分包機のマス目に分けていきます。1包化調剤後の鑑査をします。

臨床工学技士の求人はこちら。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る